十人十色の鉄道模型

オンリーワンなジオラマ作り

雨や雪など天気を再現したジオラマの中を走る鉄道模型とは

雪が降る

鉄道模型を走らせるジオラマを制作する時、建物や自然を並べて終わりではなく、よりリアルな世界観を組み込みたいという人もいるでしょう。そんな場合は、雨や雪など天気の表現を組み込んでみると良いでしょう。
晴れ以外の天気をジオラマの中に取り入れることで、よりリアルな表現を楽しむことができるようになります。

雨の表現を取り入れたい場合は、水滴の表現を取り入れると良いでしょう。地面や植物などの表面を濡れた感じにするためには、レジンなど透明感のある素材を塗り、その上に不規則にレジンを垂らし水滴を表現していくことが有効です。さらに屋根や建物の淵に垂れ下がる水滴をつけておけば、よりリアルな雨の表現ができるようになります。人物を配置するのであれば傘を持たせるなどの工夫をすることで、その一帯を走り抜ける時に、雨を感じることができるようになるでしょう。
山間部で雨を降らせたい場合は、湖や川などの表面を活用するという方法もあります。

雪の中を走らせたい時は、スノーパウダーを活用することが有効です。この時、重要となるのが一気にスノーパウダーを撒かないことです。スノーパウダーでリアルな雪を表現したいのであれば、最初は全体的に薄く雪を積もらせ、その後は何度かに分けて降らせていくと良いでしょう。雪というのは、屋根と地面、樹木など場所によって積もり方が異なるものです。一気にスノーパウダーを撒かないようにすることによって、異なる雪の表現が可能となります。さらに、線路周りは除雪を行い雪が殆ど積もっていないなど、細かい表現を加えることもできます。
スノーパウダーの使い方をマスターしておけば、うっすらとした雪化粧から、本格的な雪国まで様々な表現ができるようになるでしょう。