十人十色の鉄道模型

オンリーワンなジオラマ作り

日本での鉄道模型の規格とは?「Nゲージ」「HOゲージ」について

電車グラフィック

日本の鉄道模型では、実際の鉄道車両を支えるレールの幅が1435ミリメートルの標準軌間であるスタンダードゲージを小さく模型にしたものが一般的です。また、ナローゲージである一部狭軌軌間や広軌軌間のブロードゲージとして規格しているものも模型に取り入れられています。
そこで鉄道模型の主な規格としているものは、軌間が6.5ミリメートルのZゲージや9ミリメートルのNゲージそして16.5ミリメートルのHOゲージと32ミリメートルのOゲージです。そして縮尺は、Zゲージではアメリカとヨーロッパ大陸と日本とイギリスの全て220分の1になります。Nゲージは、アメリカとヨーロッパ大陸では160分の1に対して日本では150分の1でありイギリスでは148分の1です。HOゲージでは、アメリカでは87.1分の1でヨーロッパ大陸は87分の1になります。日本では80分の1でイギリスは76分の1の縮尺です。

このほかにもさまざまな縮尺やゲージが存在しており、それぞれ自分に合ったサイズを楽しむことができます。

例えば45ミリゲージである1番ゲージは、30.5分の1や32分の1の縮尺であり観賞用に適しているものです。また一番小さいサイズである3ミリのTゲージは、大人の人差し指に乗せることができます。
日本では、特にNゲージの鉄道模型が普及しており場所をあまりとらず手軽に楽しむことができるということから多くの鉄道模型ファンから非常に人気のあるものです。特にトミーテックから販売されている鉄道コレクションは、実物の鉄道の150分の1の大きさをとても正確に再現している鉄道模型になります。そして、日本の規格で定められている鉄道模型で同じ車種の鉄道車両でもメーカによって多少の大きさが変わってくるものです。