十人十色の鉄道模型

オンリーワンなジオラマ作り

鉄道模型で故郷の電車を再現する方法とは

故郷のトンネルと電車

いろいろな風景がデザインできる鉄道模型のジオラマでは、「故郷の電車を再現したい」などの夢を叶えることも可能です。

ふるさとを走る懐かしい電車の風景を再現したいときに、まず準備しておきたいのがスポットの写真や動画です。電車の模型を作るときに写真や動画があると、色やデザインなどを本物そっくりに再現することができます。
山や川といった高低差がある自然の風景やシンボルとなる建物を作りたいときにも、写真や動画があれば便利です。

電車が実際に走る様子を捉えた動画は、臨場感があるジオラマを制作したい場合にとくに役立ってくれます。参考にする写真や動画は、電車が美しく見えるアングルなどを考えて撮影をしておくのがコツです。適したアングルは、どのくらいのサイズのジオラマを制作したいかによっても少し変わってきます。たとえば、デスクの上などに飾るミニサイズのジオラマを作るときは、トンネルやカーブなどを取り入れて立体的なデザインにすると見栄えがよくなる可能性があります。

一方、ある程度大きいサイズのジオラマを制作する場合は、水田や畑をデザインして広々とした田園風景を再現してみるのもひとつの方法です。

ちなみに、故郷などの特定の場所の風景をデザインするときは、既製品の模型を使うよりも自分でオリジナルのものを作ったほうが再現率が高くなります。山や丘などの勾配がある風景は、紙粘土や発泡スチロールといった材料を使って再現することができます。時間帯で変化する光線の加減、季節によって変わる植物の色などの細かい部分まで表現できるところは、パーツを一から自分で作るときのメリットです。
ペーパークラフトを取り入れれば、故郷の風景をさらに忠実に再現できるでしょう。

水田と農家