十人十色の鉄道模型

オンリーワンなジオラマ作り

無線で遠隔操作を行って鉄道模型を動かそう

大きなジオラマ

スマートフォンやタブレット、遠隔操作ユニットを介して鉄道模型を遠隔操作することができます。パワーユニットを設置した場所にいないと出来なかったポイントの切り替えも可能。この機能を使うことによって、鉄道模型を好きなスポットから自由に鑑賞できるようになります。

Nゲージの鉄道模型を楽しんでいる方で、最初は小さいスペースで列車を走らせていたのに、欲しい車両や走らせたい景観が増えるにしたがって、ジオラマがどんどん大きくなっていく経験をされた方は多いのではないでしょうか。レイアウトが大きくなると、観たいポイントや気になる部分も多くなりそこまで移動する必要が出てきます。また、一度に走らせる車両が増えるとポイントの切り替えをするためにパワーユニットから離れることが出来なくなってしまいます。その場から離れて鑑賞するには複雑な経路にしないようにするか、自動運転ユニットに運用を任せるしかありません。山岳やトンネル等大規模なレイアウトを採用している場合は、模型の影になっている部分の様子や万が一脱線していても気が付けず、いつのまにか故障している可能性があります。無線による遠隔操作を行うことで、そういった悩みを解消できます。

端末は無線専用のコントローラーや、スマートフォンやタブレットで利用できるアプリもあります。アプリの接続はBluetoothが多いです。端末上のインターフェースは、両手ワンハンドルや横軸ツインレバーといった実際の運転台を再現したものが採用されています。所持している車両のタイプに合わせて選択可能。
操作する際には、実際の車両が運行している状態から録音した鉄道音声が鳴るので臨場感があります。ポイントの切り替えは制限があるので注意が必要。拡張パックを追加することによって、切り替えできるポイント数を増やせる場合があります。

手元の無線端末で鉄道模型を自由に動かしながら、好きなポジションで大規模な鉄道模型を眺めることができます。

貨物列車

鉄道模型で脱線してしまう理由は?原因が分かれば対策しやすくなる

鉄道模型

鉄道模型を使って電車を走らせている時、脱線してしまうことはよくあります。
理由は色々ありますが、よくあるのが線路上に凹凸ができてしまっていることです。

レールの繋ぎ目がしっかりと繋がっていない場合があり、そこで電車がハネてしまい脱線してしまうケースが多いです。そういう時は、ヤスリなどで削り凹凸をなくしてあげると改善します。あまり削り過ぎると凹凸が大きくなり、余計に脱線してしまうこともあるので注意してください。

棒ヤスリだとレールが曲がってしまう恐れがあるので、自信のない方はモーターツールを使用したほうがよいでしょう。線路の構造上の問題で脱線してしまうケースもよくあります。線路の曲線半径があまりに小さいと、電車がカーブに耐え切れず脱線してしまいます。
カーブでよく脱線してしまう場合は、急過ぎる可能性があるため緩やかなカーブに作り替えてみましょう。

電車の車輪にバネが入っていないせいで脱線しやすくなるケースも多いです。バネが車輪周りについていないと衝撃を吸収することができず、ちょっとした凹凸で脱線してしまいます。特に車体が軽い場合はレールの繋ぎ目などちょっとした段差で脱線してしまうので、車軸周りにバネを仕込むとよいでしょう。バネを入れられない場合は、重量を重くして車体が浮かないようにしてみるのもよいでしょう。

凹凸が全くないのに直線で脱線してしまうなら、レールが水平になっていない可能性があります。レールには電力を送るフィーダー線がつけられていることがあります。適切につけられていないとレールが盛り上がってしまいます。そのせいで車体が浮きやすくなり、脱線してしまうというわけです。
脱線しやすい箇所のレールがしっかり水平になっているかチェックしてみましょう。

小高い丘を走る