十人十色の鉄道模型

オンリーワンなジオラマ作り

鉄道模型の塗料を上手に塗る方法

機関車

市販されている鉄道模型には、初めから塗装済みの車両と、塗装されていないタイプの車両があります。塗装していない鉄道模型を購入すれば、塗料を使用して自分の好きな色に塗ることが可能です。塗装済みの鉄道模型でも、塗料を上塗りすれば自分の好きな色に変えることも可能で、自分だけのオリジナルな鉄道模型が作れます。

塗料を使用する際に確認しておいたほうが良いのが、塗料の種類です。鉄道模型のペイントに使用できる塗料には複数の種類があり、それぞれ若干性質が異なります。塗装をしたことがない人でも塗りやすいのが、エナメルを使用した塗料です。エナメル系の塗料は適度な粘着性があるので、塗装に慣れていない人でも扱いやすいのが魅力です。鉄道模型の細かい部分にも塗りやすいので、はみ出さないようにして塗りたい人にも最適な塗料です。

エナメル系の塗料を使用する場合に注意しなければいけないのは、鉄道模型の素材との相性です。特にプラスチックを使用しているパーツは、エナメル系の塗料を多く塗ってしまうと、プラスチックが劣化してしまう場合があります。そのために、プラスチック製の鉄道模型を塗装する場合には、塗料の量にも注意する必要がありますが、特に気をつけたほうが良いのが、走行に関係している部分です。
プラスチックが塗料の影響で劣化してしまうと、車両の走行に影響が出る場合もあるので、安定した状態で走らせたい場合には、走行と関係のある場所の付近には、塗料は多めに使用しないほうが最適です。鉄道模型をリアルに見せるための方法として人気があるのが、塗料を使用して車体に陰影をつけるテクニックです。陰影を塗料で入れることによって、本物の鉄道の雰囲気により近くなります。